お知らせ

副業・兼業に関する情報提供モデル事業(雇用マッチングサービス)が開始されました

【参考資料】
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35191.html

昨今、各企業は人口減少・高齢化や変化のめまぐるしい情勢の中での
会社の発展に対して頭を悩ませている現状があります。
特に優秀な人材の確保に関しましては採用のために多額の費用が掛かったり、
そもそもそのような人材に出会う機会が無いなど
難しい状況を耳にすることが多くあります。
この人材確保という問題を解消できるものとして、
公益財団法人産業雇用安定センターで
雇用型の副業・兼業に関する情報提供モデル事業が開始されています
(2023/10/13現在 東京・愛知・大阪のみ)。
こちらの事業の狙いとしましては、
自身が持つ技術・経験・知識等を活かして
キャリアアップ等を図りたい中高年齢の労働者と
自社の発展等の為に他社の優秀な人材が持つ
技術・知識・経験を活用したい企業との雇用マッチングの提供の場となっています。

概要は以下のとおりです。
① 労働者が産業雇用安定センターに登録。
また企業が副業求人を産業雇用安定センターに登録
② 産業雇用安定センターが蓄積された副業求人の中から
労働者に求人情報を提供
③ 労働者が求人に対して面接を希望した場合、
産業雇用安定センターが仲介して面接を設定
④ 面接後お互いの合意により採用

当該事業に先立ち産業雇用安定センターが実施した
「従業員の『副業・兼業』に関するアンケート調査」での
「他社の従業員(常用労働者)を副業・兼業で受け入れている
または受け入れる予定 約2割」という結果でも分かりますように、
他社の人材を副業・兼業で受け入れることに抵抗がある企業もまだまだ多いかと思われます。
そんな他社が足踏みしている今だからこそ
当該サービスを利用すれば優秀な人材を雇用しやすいはずです。

人材確保というとどうしても直接雇用という考えに縛られがちですが
時代背景等もありましてなかなかうまくいかないことも多いです。
しかし副業・兼業の市場規模がまだまだ発展途上のいま、
受け入れを開始すれば優秀な人材を雇用できるチャンスがたくさん存在しています。
当該サービスをきっかけに副業・兼業を含む他社の人材リソースの活用というものも
今一度ご検討してみてはいかがでしょうか。

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