法改正情報
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「特定受託事業者(フリーランス)に係る取引の適正化に関する検討会」報告書がまとめられました
特定受託事業者(フリーランス)に係る取引の適正化等に関する法律(以下、「本法」といいます)の施行に向けて、政令または公正取引委員会規則で定めるとされている事項について、公正取引委員会は、各業種における取引実態を踏まえ、特定受託事業者に係る取引の適正化に関する検討会がとりまとめた報告書を公表しました。
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リーフレット「賃金のデジタル払いが可能になります!」が公表されました
令和5年4月1日から、労働者が同意した場合には賃金のデジタル払いが認められることになりました。導入の際は以下の点に留意しましょう。
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4月から出産育児一時金が増額されます
◆出産育児一時金とは?出産育児一時金とは、健康保険等の被保険者が出産したとき(妊娠85日以後の生産(早産)、死産(流産)、人工妊娠中絶)、出産に要する経済的負担を軽減するため、一定の金額が支給される制度です。
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令和2年「高齢者の雇用状況」~厚生労働省調査より~
◆ほぼ100%の企業が「高年齢者雇用確保措置」を講じる厚生労働省は、高年齢者を65歳まで雇用するための「高年齢者雇用確保措置」の実施状況などを集計した「令和2年「高年齢者の雇用状況」」(6月1日現在)を公表しました。
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70歳までの就労確保が努力義務に ~改正高年齢者雇用安定法成立へ
◆改正高年法が成立 新型コロナウイルスに関する騒動のなかで、大きく報道される機会が減ってしまった印象の今国会審議中の改正法案ですが、3月末に、従業員の70歳までの就労確保を努力義務とする改正高年法(高年齢者等の雇用の安定等に関する法律)が雇用保険法や労災保険法などとあわせて成立しました。
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時間外労働上限規制2020年4月から中小企業も適用に
◆4月から中小企業も適用に「働き方改革」の下、昨年4月から大企業を対象に時間外労働の上限規制が始まりました。時間外労働の削減については多くのメディアでも取り上げられてきており、各企業で多様な取組みがなされているところですが、いよいよ今年の4月から中小企業も規制の対象となります。
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マイナンバーカードで旧姓併記が可能に、企業への影響は?
◆住民票、マイナンバーで旧姓併記開始 改正住民基本台帳法施行令等の施行により、11月5日から、住民票、マイナンバーカード、印鑑登録証明書、公的個人認証サービスの署名用電子証明書等に、旧姓・旧氏(きゅううじ。戸籍上、過去に記載・記録された氏のこと。
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パワハラ防止対策、厚生労働省は法制化を検討
◆労使の主張は依然平行線だが… 11月6日の第10回労働政策審議会雇用環境・均等分科会で、職場のパワハラ防止対策について、厚生労働省は3つの案を示しました。
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10月は「年次有給休暇取得促進期間」です
◆「年次有給休暇取得促進期間」とは 厚生労働省は、年休を取得しやすい環境整備を推進するため、次年度の年休の計画的付与制度について労使で話し合いを始める前である10月を「年次有給休暇取得促進期間」として、全国の労使団体に対する周知依頼、ポスターの掲示、インターネット広告の実施など、集中的な広報活動...
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知っておきたい「がん対策基本法」の概要と改正内容
◆改正法が成立12月9日、衆院本会議で「改正がん対策基本法」が全会一致で可決、成立しました。ここでは、企業の方も知っておきたい法律の概要と改正のポイントをご紹介いたします。
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7月から施行された「中小企業等経営強化法」のポイント
◆「中小企業等経営強化法」とは?労働人口の減少、企業間の国際競争の激化等の経済社会情勢の変化に対応し、中小企業・小規模事業者等の経営強化を図るため、「中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律」の一部を改正したものが「中小企業等経営強化法」です。
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「仕事と介護の両立問題」に対応するための法改正&新設助成金
◆年間10万人超の介護離転職者が発生内閣府の「2015年版高齢社会白書」によると、2011年10月から2012年9月までにおける介護や看護を理由とする離転職者数は10万1,001人だったそうです。
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労災年金と厚生年金を併給する場合の調整率が引き上げられます
◆4月1日施行労災保険法の傷病(補償)年金と厚生年金保険法の障害厚生年金の調整に用いる率(調整率)が、平成28年4月1日より、現行の0.86から0.88に引き上げられます。
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注目の助成金!「女性活躍加速化助成金」とは?
◆どんな助成金なのか?いわゆる「女性活躍推進法」が来年4月1日に施行されるのに先駆けて、自社の女性の活躍に関する「数値目標」や「取組目標」等を盛り込んだ行動計画を策定し、目標を達成した事業主に対して支給される「女性活躍加速化助成金」が創設されました。
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「確定拠出年金」制度導入企業増加の背景と法改正の動き
◆政府目標は2万社厚生労働省の調べによると、大企業を中心に確定拠出年金(以下、「DC」)制度を導入する企業が増えており、政府が目標としている2万社を近く達成する見通しになったとのことです。今後、中小企業や公務員、主婦等にも、DC活用が広く期待されます。
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個人情報保護法改正ですべての企業にセキュリティ対策を義務化
◆個人情報の「活用」と「保護」をめぐる変化個人情報保護法が約10年前に完全施行された後、通販サイトでの購買履歴のような、施行当時には想定されていなかったデータが“ビッグデータ”として注目されるようになり、個人情報の定義や取扱いに関するルールを見直す必要が生じてきました。
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実務に大きな影響が!「労働時間」に関する法改正の動向
◆「報告書案」が示される労働時間をめぐる法改正の動きが活発化してきました。2月6日に労働政策審議会労働条件分科会(第124回)が開催され、「今後の労働時間法制等の在り方について(報告書案)」が示されました。
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多くの企業に影響する「有期雇用特別措置法案」の概要
◆来年4月1日施行予定10月29日に、「専門的知識等を有する有期雇用労働者等に関する特別措置法案」(有期雇用特別措置法案)が参議院本会議で可決されました。この法案は、今年の通常国会に提出されたものの成立せず、臨時国会で継続審議となっていたものです。
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健康保険の手当金不正請求防止のため、算定方法見直しへ
◆見直しの対象となる給付は?現在、厚生労働省で健康保険の海外療養費・傷病手当金・出産手当金の見直しについて議論されています。問題となっているのは「不正請求」です。
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換気装置の設置も「受動喫煙防止対策助成金」の交付対象に
◆安衛法の改正に伴う交付要領の改正2014年6月25日に改正労働安全衛生法が公布され、事業者は、労働者の受動喫煙を防止するため、当該事業者および事業場の実情に応じ適切な措置を講ずる努力義務が課せられるとともに、国も必要な援助に努めることとされました。
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「改正パートタイム労働法」省令や指針に注意!
◆改正パートタイム労働法の概要4月23日に公布された改正パートタイム労働法(以下、「改正法」)では、賃金の決定、教育訓練の実施、福利厚生施設の利用その他待遇の面で正社員との差別的取扱いが禁止されるパート労働者の範囲の拡大、また、待遇の決定についてパート労働者の納得性を高めるために行う雇入れ時の説明...
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「労働時間法制の見直し」をめぐる最近の動向
◆「ホワイトカラー・エグゼンプション」導入?安倍政権が成長戦略の策定や改革実現のために設置した日本経済再生本部の下に設けられた「産業競争力会議」では、「ホワイトカラー・エグゼンプション」(以下、「WE」という)の導入が検討されています。
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4月から始まる「産休期間中の社会保険料免除制度」
◆4月から制度スタート仕事と子育ての両立支援を図るため、産前産後休業(原則、産前42日・産後56日)を取得した場合、育児休業の場合と同様に社会保険料の免除が受けられるようになります(被保険者分および事業主分)。
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