9月27日に厚生労働省より、いわゆる「年収106万円・130万円の壁」対策として、短時間労働者が
「年収の壁」を意識せずに働くことができる環境づくりを支援するための取組をまとめた、
「年収の壁・支援強化パッケージ」が公表されたところですが、この度、そのパッケージの詳細な内容が
公表されました。

「106万円の壁」への対応
令和5年10月20日から、キャリアアップ助成金（社会保険適用時処遇改善コース）の手続が開始されました。
10月1日以降、事業主が新たに社会保険の適用を行った場合、労働者１人あたり最大50万円を助成されます。

「130万円の壁」への対応
繁忙期に労働時間を延ばすなどにより、収入が一時的に上がったとしても、事業主がその旨を証明することで、引き続き扶養に入り続けることが可能となる仕組みが出来ました。

配偶者手当への対応
企業の配偶者手当の見直しが進むよう、見直しの手順をフローチャートで示す等、わかりやすい資料が
公表されました。

詳細は厚生労働省のwebページやリーフレットをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/taiou_001_00002.html